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再エネ発電、2022年は過去最高更新の伸びの見通し

エネルギー安全保障と気候変動への懸念

29の加盟国から成る国際エネルギー機関(IEA)は、2022年の再生可能エネルギーの発電能力の伸びが過去最高に達するとの見通しを発表しました。

その理由として、エネルギー安全保障と気候変動への懸念が高まっていることが挙げられており、世界各国でこの1年に、新たに320ギガワットが稼働するとしています。

これは、過去最高だった2021年の295ギガワットを上回り、ドイツの年間総需要に相当する電力量となります。

浮き彫りになった再生可能エネルギーの重要性

IEAのファティ・ビロル事務局長は、「ここ数カ月のエネルギー市場の動向により、エネルギー安全保障改善における再生可能エネルギーの重要性が再度浮き彫りになった」と指摘しました。

終わりが見えない新型コロナウイルスの感染拡大と、世界中にインフレなど経済的な影響を与えてしまっている大国の軍事侵攻の影響で、エネルギー価格も急上昇しています。

IEAの指摘によると、再生可能エネルギーの普及はサプライチェーン(供給網)の問題に直面していて、太陽光発電パネルの設置コストは商品価格と運賃の上昇により今年と来年は高止まりすると予想されます。

その一方で、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資が拡大し、気候変動対策に積極的でない企業は資金調達が難しくなったり、株価が下落したりする恐れもあります。

これら企業価値に直結する問題から、再生可能エネルギーの導入は、気候変動対策・エネルギー政策でありながら、産業政策、雇用政策としての重要性が増してきていると言えます。

SGESAの取り組み

石油や石炭などの資源を用いた発電では青天井の電気料金。家庭でも、企業でもその対策は急務です。
環境保全のための脱炭素の取り組みはもちろんですが、経済的にも再生可能エネルギーのほうがお得となる時代も目の前にきているのも事実です。

当協会は「ゼロカーボン埼玉」実現の為に、再エネ導入に取り組まれている埼玉県のご家庭や企業様、行政に対して様々な支援を行うことを目的としております。

グリーンエネルギーで満ち溢れた埼玉県を実現するために協会員一丸となって取り組んでまいります。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。